今帰仁村って
どんなところ?
今帰仁村(なきじんそん)は本部半島の北側に広がる、海と丘陵に囲まれた村。世界遺産の今帰仁城跡と、橋で渡れる離島古宇利島で知られていますが、実はその2つの間に、手つかずの天然ビーチ・アーチ橋の絶景・地元野菜の直売所・アグー豚や沖縄そばの名店が点在しています。美ら海水族館(本部町)からも近く、「水族館のあとに寄る村」から「1日かけて回る村」へ格上げしたいエリアです。
🚗 アクセス情報
- 那覇から
- 高速+一般道で約1時間30分〜1時間40分(今帰仁城跡・古宇利島いずれも)
- 名護から
- 一般道で約30〜40分
- 美ら海水族館から
- 今帰仁城跡まで車で約15分。セットで回るのが定番
- 村内の移動
- レンタカー前提。城跡(西)↔古宇利島(東)は車で約20〜30分
- 公式サイト
- 今帰仁村観光協会
今帰仁城跡は
「夕方」と「冬の夜」が正解
曲線を描いて丘を這う石垣と、その先に広がる東シナ海。琉球王国成立以前、北山(ほくざん)の王が居城とした城跡は、13世紀末〜14世紀頃に築かれたとされる沖縄最大級のグスクです。
📋 基本情報(2025年9月1日改定)
- 観覧料
- 大人1,000円/中高生500円/小学生以下 無料(団体は大人800円・中高生400円)
- 開園時間
- 通常期(1〜4月・9〜12月)8:00〜18:00(最終入場17:30)/夏期(5〜8月)8:00〜19:00(最終入場18:30)
- 休園日
- 年中無休
- 駐車場
- 無料・約320台
- 所要時間
- 城跡 約30分+歴史文化センター 約15分
- 公式サイト
- 世界遺産 今帰仁城跡
⏰ 攻略タイミング
昼は日差しが強く石垣も白飛びしがち。夕方の斜光で石垣の曲線に影が出る時間帯が写真向き。夏期は19時まで開いているので、美ら海→備瀬→城跡の順に回すと夕暮れに着けます。そして冬——1月末〜2月上旬の「今帰仁グスク桜まつり」は、寒緋桜と城跡のライトアップ(18〜21時)が同時に楽しめる年に一度のチャンス。2026年は1月31日〜2月8日に開催されました。
ワルミ大橋と橋の駅で
古宇利島を”上から”見る
今帰仁村天底と屋我地島を結ぶワルミ大橋は2010年開通、全長315m・海面から約37mのアーチ橋。眼下は狭い海峡(ワルミ海峡)で、橋の上からの透明度の高い海の色は古宇利大橋とはまた違う迫力です。この橋の開通で、今帰仁村役場から古宇利島までの所要時間はおよそ半分(約15分)になりました。
橋の駅 リカリカワルミ
橋のたもとにある休憩施設。2階のパノラマ展望台からワルミ大橋・屋我地島・古宇利島を一望。トイレ休憩と撮影を兼ねて立ち寄りたい。
穴場の展望台
ゴールデンルート
今帰仁城跡 → ワルミ大橋 → 屋我地島 → 古宇利大橋 → 古宇利島。橋を2本渡って離島に着く、北部で一番気持ちいいドライブ。
橋を2本渡る
古宇利島は
今帰仁村の”離島”
意外と知られていませんが、古宇利島は今帰仁村の一部。ハートロック、古宇利大橋、絶景カフェは別記事「古宇利島絶景カフェ巡り」で詳しく紹介しています。ここでは村の全体ルートに組み込むための要点だけ。
🗼 古宇利オーシャンタワー
- 入園料
- 大人(16歳以上)1,000円/小人(6〜15歳)500円/6歳未満 無料
- 営業時間
- 10:00〜18:00(最終入園17:30)・年中無休(悪天候時は休園あり)
- 駐車場
- 200台(第1〜第3)
- 公式サイト
- kouri-oceantower.com
今帰仁の天然ビーチは
「長浜」と「ウッパマ」
今帰仁村の海岸線には整備されすぎていない天然ビーチが残っています。代表格はこの2つ。
長浜ビーチ
白い砂浜が約300m続く遠浅の天然ビーチ。入口は東西2か所。シュノーケリングも楽しめるが、監視員のいない自然のままの浜なので、海況と潮を見て無理をしないこと。
静かな天然ビーチ
ウッパマビーチ
ウッパマ=「大きな浜」。約1kmの白砂ロングビーチ。隣接ホテルのマリンメニュー(ドラゴンボート等)もあり、遊泳期間(4〜9月・9〜18時)はハブクラゲ防止ネットと監視員が配置される。
家族でも安心
🌅 夕日狙いなら
今帰仁の海岸は北〜西向き。夏場はウッパマ・長浜どちらも夕日が海に沈むのが見えます。城跡を17時台に出て、日没前にビーチに着くのが黄金コース。
今帰仁の食は
「アグー・そば・直売所」
今帰仁村は農業と畜産の村。観光協会が紹介している地元の店から、旅の途中に組み込みやすいものを選びました(店名は今帰仁村観光協会の掲載に基づく。営業日・時間は訪問前に各店へ確認を)。
今帰仁の駅 そ〜れ
村内で採れた野菜・果物が並ぶ農産物直売所+農家レストラン。地元の女性たちが切り盛りするアットホームな雰囲気。直売所は火〜日 9:00〜17:00、レストランは火〜日 11:30〜14:00。月曜定休。
今帰仁村玉城157
お食事処 ちょーでー小
沖縄そばの店で、三線体験もできるユニークな一軒。食べて、弾いて、今帰仁の時間を味わう。
そば+三線体験
今帰仁アグー料理一式 長堂屋
今帰仁村で育てられた黒豚「今帰仁アグー」の専門店。しゃぶしゃぶや焼きで、脂の甘さを堪能。
今帰仁アグー
カフェ&ショップ モリンガの木
地元産モリンガを使ったドリンクやスイーツ、コスメを扱う専門カフェ。ドライブ途中の一息に。
モリンガ専門
今帰仁酒造
村の泡盛蔵。お土産に地元の泡盛を1本。
泡盛のお土産
海・山・台所で
今帰仁を体験する
なきじん海辺の自然学校
マングローブカヤックのプログラム。ガイド付きで干潟の生き物観察も。
マングローブ
ノレジオサイクル
ガイド付きサイクリングツアー。車では通り過ぎる集落の路地や海沿いを、自転車の速度で。
ガイド付き
今帰仁の料理教室 サンダンカ
琉球料理を習って食べる教室。雨の日の切り替え先としても。
琉球料理
今帰仁村 1日モデルコース
9:00 今帰仁の駅 そ〜れで朝の直売所
開店直後に地元野菜と果物をチェック。旅の間のおやつを調達(月曜定休に注意)。
10:00 ワルミ大橋 → 橋の駅リカリカワルミ
2階展望台から古宇利島を望む。橋を渡って屋我地島経由で古宇利島へ。
11:00 古宇利島(オーシャンタワー・カフェランチ)
タワーからのパノラマのあと、島のカフェで海を見ながら昼食。
14:30 ウッパマ or 長浜ビーチ
午後の一番暑い時間は海で。遊泳期間ならウッパマ、静けさなら長浜。
16:30 今帰仁城跡
斜光の石垣を歩く。歴史文化センターも合わせて約45分。
18:30 長堂屋で今帰仁アグーの夕食
1日の締めは村の黒豚で。営業日・予約は事前確認を。
🤝 美ら海水族館と組むなら
午前中に水族館→備瀬のフクギ並木→15時頃から今帰仁城跡→ワルミ大橋→古宇利島で夕日、という半日版も定番。宿が名護・本部なら、今帰仁は2日に分けてもいい濃さです。